議会報告

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2007年10月19日

水道水はおいしいの

 今日ひらかれた公営企業委員会で「きき水」をしました。審査事項の「水道の水質管理」に関連して行ったもので、各委員が4種類の水を飲み、「おいしい」「ふつう」「まずい」と判定しました。

 4種類の水は、①水道水(市役所直結水)②水道水(煮沸後残塩除去)③ミネラルウォーター(硬度低)④ミネラルウォーター(硬度高)であると、後で説明がありましたが、集計の結果は②と③が「おいしい」とする割合が高く、①と④については「まずい」とする判定も若干ありました。

 当局の説明によると、厚生労働省の研究会が定めた「おいしい水の水質要件」というものがあり、仙台市の水道水はこの要件をほぼ満たしており、特に、煮沸し塩素を除去することにより、さらにおいしく飲めるとのこと。

 私の判定結果は、最初②と③を「おいしい」としましたが、もう一度飲み見直したら、④の濃いめの味からコクのあるアルコールを連想し、④も「おいしい」と判定しました。

 一方のミネラルウォーターですが、年々消費量が増加しているようです。特に女性の消費が多く、健康のために飲み分けているそうだ。便秘の予防やダイエットには硬度の高いΔΔΔΔ、疲労回復には体の負担の少ない軟水で炭酸を含んだΟΟΟΟ、美容には血管を滑らかにする中硬水の××××、といった感じでしょうか。さて、私は何を飲みましょうか。

2007年09月28日

家庭ごみ有料化

 9月議会では、決算等審査特別委員会で二度質問に立ちました。「家庭ごみの有料化」と「救急医療体制の充実」です。9月26日に質問した家庭ごみ有料化について報告します。

 我が会派では、9月議会前から勉強会を行うなど重大な関心を持って取り組んできました。経済環境委員会で審査未了となっていることから、決算等審査特別委員会においても質疑を行うこととなり、私が会派を代表する形で質問に立ちました。

 問題点を浮き彫りにするため、1.検討の経緯、2.市民の理解、3.手数料収入の使途、4.奨励的施策の併用、5.不法投棄・不適正排出対策、6.生ごみの減量・リサイクル、7.実施時期などについて、多面的な質疑を行いました。

 当局の答弁が不十分なため、何度も答弁を求め、審議がストップする場面もありました。この質疑を通じて問題点が明らかになったと思います。

 経済環境委員会の審査が残っていますが、市長が提案した議案の行方は全くわからなくなりました。10月4日の最終日に向けて、会派内・会派間で繰り返し協議が行われることになります。

2007年09月03日

9月議会が始まりました

 第3回定例会が本日開会しました。会期は10月4日までの長丁場です。

 9月議会は決算の審査がメインとなりますが、今議会には、家庭ごみ受益者負担制度を導入する条例改正案が提出されていま。


 すべての家庭に新たな負担を求めるものであり、制度導入には様々な課題があります。

 当局は、ごみ減量・リサイクルを大義名分とし、地球温暖化対策まで引き合いに出し、正面突破を目指しているようだが、条例改正案の成立までには紆余曲折があるのでは。

2007年08月07日

ガス事業の可能性

 公営企業委員会の視察報告第二弾です。

 今回、東邦ガスと大阪ガスの取り組みを視察しましたが、ここでは大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」について報告します。

 NEXT21は、大阪ガスが平成5年に大阪市天王寺に整備した集合住宅で、 21世紀の都市での環境・エネルギー・くらしはどのようにあるべきかを研究するための実験施設です。平成6年から大阪ガスの職員が居住しながら実証実験が行われ、現在第3段階の居住実験が行われています。
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 (これはNEXT21の模型です)

 NEXT21では、植栽を地上から屋上まで縦方向に積み重ね、かなりな規模の自然環境を作り出しており、緑化の取り組みとしても注目されています。
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  (中庭はエコロジカルガーデンです)

 今年から始まった第3段階の居住実験では、都市ガスから水素をつくる水素製造装置を屋上に設置し、そこから3階~6階の住宅に設置されている燃料電池に水素を供給するシステムになっています。

 また、3階の一部に設置された個体酸化物形燃料電池システムは、発電効率が45%(火力発電は40%)と高いことから、省エネやCO²削減の効果が大きく、次世代の家庭用コージェネレーションとして期待されています。

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  (屋上には太陽電池も設置されています)

 仙台市のガス事業は公営ということもあり、事業展開も限定的ですが、今回の視察で、ガス事業の可能性の大きさを改めて認識することができました。

2007年08月05日

輝くバス停「一石四鳥」

 今週は、議会の公営企業委員会で猛暑の名古屋と大阪に視察に行ってきましたので、2回に分けて報告します。

 最近、名古屋市中心部では、おしゃれなバス停が次々に出来ています。

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 これは、名古屋市交通局と契約した民間事業者がバス停建設と維持管理を無償で行っているもので、200万円のバス停設置費や年間2万円の維持管理費は、バス停の広告収入で賄う仕組みになっています。

 事業の効果としては、次の4点が挙げられるとのこと。
 1 お客様の利便性・快適性の向上
 2 洗練されたデザインによる都市景観の向上
 3 夜間照明による防犯上の効果
 4 コスト縮減
 
 この「一石四鳥」の事業、正式には「バス停留所広告付き上屋整備事業」と言っているようですが、名古屋市交通局では、平成22年度までに300基のバス停を整備する予定とのことでした。

 課題もいろいろあるようですが、仙台市でも、是非実現させたいものです。
 

2007年06月30日

あわただしく閉会

 6月議会がようやく終わりました。26日に一般質問に立ちましたが、準備に悪戦苦闘。6月議会では質問をするぞと前々から決意はしていたのですが、今回も質問日が直前に迫ってきて、ようやく真剣モードに突入しました。
 
 質問は大綱3点。1.企業誘致から学ぶこと、2.感染症後進国の先進都市をめざして、3.ストップ・ザ・受動喫煙です。20分の質問に対して、答弁は40分。梅原市長の答弁省略問題の反動か、私に対する答弁はとても長いものになりました。

 しかし、市長の答弁内容に満足できませんでしたので、再質問をしました。企業誘致を含めた仙台市の経済活性化策については、今後も折にふれて質問していきたいと思います。

 一般質問の答弁は想定内としても、想定外は最終日の議会運営委員会。意見書案の取りまとめで、一時空転。昼食をとる時間もなく、他会派との調整やら、わが会派の役員会、総会を立て続けに開催。最後の最後にあわただしい議会になりました。

2007年06月14日

6月議会が始まりました

 今日から6月議会。会期は6月29日までの16日間です。

 青葉通りのケヤキ移植問題、小中学校の適正規模化問題、家庭ごみ有料化などが話題になっていますが、選挙後初の定例会であり、これまで以上に活発な議論が望まれます。

 私も、一般質問にエントリーしました。しばらくは、質問原稿の作成に「生みの苦しみ」が続きそうです。

2007年05月30日

地下鉄の運行管理システム

 今日の公営企業委員協議会の終了後、地下鉄南北線の富沢車庫を視察しました。

 富沢車庫は、車両の留置基地として、また保守業務のセンターとして、地下鉄の運用の重要な役割を担っています。
 
 現在、車庫(工場)では、平成25年度までの10年計画で車両改修事業が行われており、バリアフリー対応や最新装置の導入等が進められていました。

 ところで、最近、ホームの自動案内放送や出発ブザーの音が変わったのに気づかれたでしょうか。

 5月26日から運行管理システムが新しいシステムに変わりました。新システムの導入に伴い、案内放送も変更になりました。

 運行管理システムを制御する運転指令区も、この富沢車庫にあります。安全でスムーズな列車運行とお客様サービスの向上を是非実現していただきたいものです。

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