議会報告

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2009年05月02日

過ちを改めるに憚ることなかれ

 4月21日に開催された総務財政委員協議会の記録が議長から全議員送付されました。異例なことです。4月21日の協議会では、梅原市長のタクシー券問題について集中審査を行っています。

 私が委員長を務める総務財政委員会では、昨年の12月17日に梅原市長に出席を求め、集中審査を行いました。ところが、3月30日に監査委員から出された随時監査結果報告は、委員会での市長答弁を否定するものであり、市長の虚偽答弁の疑いが明らかになりました。

 4月21日の総務財政委員協議会の記録を読んでみますと、タクシー券使用の事実関係を尋ねる質問に対して市長は、「記憶が不確かで、わかりかねる」、という答弁に終始しています。半年前のことも覚えていないとする不誠実な答弁です。

 しかし、今回の質疑で新たな事実も明らかになり、いくら市長がタクシー券の家族使用を否定しても、灰色というよりは限りなく黒であると印象付ける結果になりました。

 それにしても、この問題が明らかになった昨年秋の時点で、梅原市長は過ちを認めて謝罪することはできなかったのだろうか。市長が重要視する道徳教育においては、小学校3年生で「過ちは素直に改め、正直に明るい心で元気よく生活する」ことを学ぶことになっています。

2009年04月08日

議員協議会

 昨日と今日、梅原市長のタクシーチケット問題を議題とする議員協議会が開かれました。これは、3月30日に監査委員から随時監査結果報告が示されたことを受けて、急きょ開催されたものです。

 私も2巡目で質疑を行いました。1巡目が終わった段階でわが会派の持ち時間が2分12秒となってしまいましたので、ポイントのみ5点市長に質問しました。

 家族にタクシーチケットを譲渡したことがないかとの質問に対して、譲渡したことはないと断言しました。随時監査の結果などからすると、市長の家族がタクシーチケットを使用した可能性は高いと思われます。

 今後、今日の市長答弁と異なる事実が明らかになれば、市長の立場は一層苦しいものになります。

 それにしても、今日の市長は、「記憶にない」「記録がない」の答弁に終始しました。まったくもって不誠実です。とても納得できるものではありません。

2009年03月10日

連日の出番

 2月16日から始まった仙台市議会の第1回定例会は、連日、予算等審査特別委員会が開催されています。

 予算等審査特別委員会は、議員全員で構成し、一問一答式で質疑が行われます。この全体会方式は仙台市議会の特徴になっていますが、他の政令指定都市では、全体会方式と分科会方式は半々です。

 私はこの委員会の副委員長ですが、連日、委員長を代行し、委員会の議事を進めています。議員が質疑しやすいよう配慮し、公平な運営になるよう努めています。
 
 この予算等審査特別委員会は予備日を入れても残り4日となりましたが、委員長を補佐して職責を全うしてまいります。仙台市議会のホームページで議会中継が見れるはずです。どうぞ、覗いてみてください。

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2009年02月26日

一般質問

 現在開催されている第1回定例会で一般質問をしました。
 
 今回の質問は、産学官連携事業、外郭団体、自動販売機による歳入アップ、プロスポーツ球団への支援についてです。
 
 財政が厳しいといいながらも、㈱インテリジェント・コスモス研究機構の損失補填を行ったり、外郭団体への補助金を増額したりしています。
 
 一方で、歳入アップの取り組みが遅れている事例もあります。仙台市では、自動販売機の設置について、外郭団体等に対し極端に低い使用料で許可し、営業させています。特定団体への便宜供与を止め、大阪府などのように公募提案方式を行えば、数億円の歳入を確保すことも可能です。
 
 今回の一般質問は、責任追及、問題提起、提案を織り交ぜて行いました。一歩でも仙台市政を前進させるため、今後も取り上げていきます。

2008年12月13日

タクシーチケット問題

 12月3日から始まった第4回定例会、最大の話題は、梅原市長のタクシーチケット問題になっています。代表質疑はもちろん一般質問でも取り上げられています。

 監査委員の指摘や部下の忠告を無視してタクシーチケットの不適切な使用を繰り返し、問題発覚後には発言が二転三転、虚偽の発言までありました。梅原市長の行動・発言は批判されて当然です。

 今、百年に一度の金融危機・経済危機にあるといわれ、地域経済への影響が危惧されており、仙台市政においても、地域経済のことや市民生活について真剣に政策論議をすべきときにあります。そのようなときに、行政や議会のエネルギーが梅原市長の問題に注がざるを得ないのは極めて残念です。

 そして、何よりも市民の市政に対する信頼が損なわれたことが一番の問題です。

 今議会はこれから後半戦に入り、舞台は私が委員長を務めている総務財政委員会に移っていきます。市長に対する出席説明の要求が課題になると思います。市長が常任委員会に出席した事例がなく、また議会にはいろんな意見があるだけに、難しい局面が続きそうです。

2008年10月20日

不登校児童・生徒のための学校

 先日、会派で首都圏における調査を実施しました。その中のいくつかについて報告します。
 
 ひとつが、八王子市立高尾山学園です。高尾山学園は、不登校の児童・生徒のための学校として構造改革特区の認定を受け、平成16年4月に開校しました。不登校の児童・生徒だけを対象にしている学校は、全国でもここだけではないでしょうか。
 
 訪問した時点で小学生17名、中学生83名の合計100名が在籍していましたが、4月から13名増えており、毎年児童・生徒の3分の1は年度内の転入となっているようです。

 学校に行けない、行かない児童・生徒が対象ですから、登校することを最大の目標(出席率70%を目標)に掲げ、児童・生徒一人一人の実態に応じた教育活動を行い社会性の育成に努めているとのことでした。

 校長先生は検討段階からこの学校に携わってこられた方であり、先生から不登校問題について大変示唆に富んだお話をお聞きすることができました。

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    学園の方々と御一緒に


2008年10月15日

9月議会でも質疑

 報告が遅くなりましたが、第3回定例会(9月議会)でも質問をしました。
 いずれも決算等審査特別委員会ですが、会派の持ち時間の関係から二度質疑に立ちました。

 詳しくは後日報告しますが、質疑項目は次のとおりです。

 〇市立病院の決算と新病院構想について
 〇病院給食の安全確保について
 〇学校給食の残食について
 〇児童生徒の体力向上について
 〇不登校予防対策について
 〇教職員の不祥事について
 〇教育委員会の運営について

 最後の質問項目には、ついつい力が入ってしまいました。

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2008年09月13日

梅原市長入院

 梅原市長が、緊急入院したようだ。病名は、驚いたことに水疱瘡とのこと。

 急遽、16日に議会運営委員会が開催されることになりました。16日からの一般質問は市長欠席で行われる見通しです。

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