2005年12月の記事

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2005年12月22日

仙台市のネーミングライツ

 書き込みをしばらくご無沙汰しました。かにこづきを食べ過ぎて泡を吹いていた訳ではありません。
 さて、仙台市がいよいよ仙台スタジアムのネーミングライツ(施設命名権)を募集しました。9月議会で提案したことが一歩前進しました。がしかし、募集条件には疑問符がつきます。
 なぜ、仙台市内の法人に限定するのか。全国に公募すれば、ネーミングライツを高額で売却することができるのではないか。シティセールスのためと言っているようだが、発想が貧困だ。これから他のスポーツ施設や文化施設のネーミングライツを売却するときも、地元企業に限定するのだろうか。仙台市のネーミングライツは、効果も地域限定になりかねない。
 それにしても、ベガルタ仙台のJ2残留は悔やまれる。J1昇格を果たせば、仙台市はこんな発想をしなかったのではないか。ベガルタ仙台のここ数年の低迷について、監督が悪いだの、戦力不足だのと言われているが、東北ハンドレットの運営に問題があるのではないか。東北ハンドレットの経営にメスを入れていく必要があると思う。

2005年12月11日

かにこづき

 神社の注連縄づくりの後、郷土料理の「かにこづき」を作りました。七北田川の「もずくがに(もくずがに)」を使いたかったのですが、今年は手に入らないということで、北上川・登米産のもずくがにを使いました。
 手間隙かかる、まさしくスローフードです。味は格別。自然の恵みに感謝しながらいただきました。
 とても珍しい料理ですので、写真で紹介します。

①かにの足を取る
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②甲羅をはがす
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③卵を取り出す
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④足と腹を別々にすり鉢に入れ、すりこ木でこづく
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⑤すり身を濾す
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⑥濾し汁を煮、豆腐・ネギを入れ、最後にかにの卵を入れる
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⑦出来上がり
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2005年12月04日

耐震強度偽造問題

 千葉市の姉歯建築士が設計に関わったマンションやホテルで構造計算書の偽造が判明した問題はどこまで広がるかわからなくなってきた。
 問題の当事者である姉歯建築士やヒューザー社の小嶋社長が宮城県出身であり、特に小嶋進氏は高校の同窓であるということもあって関心を持って見てきたが、現時点のマスコミ情報で考えただけでも、いくつもの問題点が出てくる。
 ①「売主」「建築主」「施工主」「設計事務所」「コンサルタント」が密接に関わった詐欺事件ではないのか。特に、「総合経営研究所」というコンサルタントがこの事件のカギをにぎっているのでは。
 ②姉歯物件が問題になっているが、総合経営研究所が関わった物件も問題だ。全国に多数あるとのこと。仙台にはないのか。
 ③この問題と政治家や国土交通省の官僚の関わりはどうか。癒着はなかったのか。これは大いにありそうですね。
 ④公的支援も問題だ。国や政治家は前向きなようだが、建物の取壊費用などを単純に補助してもいいのか。地震で被害のあった建物の取り壊しなどには補助金を出していない。詐欺事件であれば、当事者の責任を追及するのが先決ではないか。幕引きを急ぐ勢力が存在するのではとの疑問も沸いてくる。
 などなど、考えるとキリがないほど問題がでてくる。重大な関心を持って注視していきたい。

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