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耐震強度偽造問題

 千葉市の姉歯建築士が設計に関わったマンションやホテルで構造計算書の偽造が判明した問題はどこまで広がるかわからなくなってきた。
 問題の当事者である姉歯建築士やヒューザー社の小嶋社長が宮城県出身であり、特に小嶋進氏は高校の同窓であるということもあって関心を持って見てきたが、現時点のマスコミ情報で考えただけでも、いくつもの問題点が出てくる。
 ①「売主」「建築主」「施工主」「設計事務所」「コンサルタント」が密接に関わった詐欺事件ではないのか。特に、「総合経営研究所」というコンサルタントがこの事件のカギをにぎっているのでは。
 ②姉歯物件が問題になっているが、総合経営研究所が関わった物件も問題だ。全国に多数あるとのこと。仙台にはないのか。
 ③この問題と政治家や国土交通省の官僚の関わりはどうか。癒着はなかったのか。これは大いにありそうですね。
 ④公的支援も問題だ。国や政治家は前向きなようだが、建物の取壊費用などを単純に補助してもいいのか。地震で被害のあった建物の取り壊しなどには補助金を出していない。詐欺事件であれば、当事者の責任を追及するのが先決ではないか。幕引きを急ぐ勢力が存在するのではとの疑問も沸いてくる。
 などなど、考えるとキリがないほど問題がでてくる。重大な関心を持って注視していきたい。

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