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過ちを改めるに憚ることなかれ

 4月21日に開催された総務財政委員協議会の記録が議長から全議員送付されました。異例なことです。4月21日の協議会では、梅原市長のタクシー券問題について集中審査を行っています。

 私が委員長を務める総務財政委員会では、昨年の12月17日に梅原市長に出席を求め、集中審査を行いました。ところが、3月30日に監査委員から出された随時監査結果報告は、委員会での市長答弁を否定するものであり、市長の虚偽答弁の疑いが明らかになりました。

 4月21日の総務財政委員協議会の記録を読んでみますと、タクシー券使用の事実関係を尋ねる質問に対して市長は、「記憶が不確かで、わかりかねる」、という答弁に終始しています。半年前のことも覚えていないとする不誠実な答弁です。

 しかし、今回の質疑で新たな事実も明らかになり、いくら市長がタクシー券の家族使用を否定しても、灰色というよりは限りなく黒であると印象付ける結果になりました。

 それにしても、この問題が明らかになった昨年秋の時点で、梅原市長は過ちを認めて謝罪することはできなかったのだろうか。市長が重要視する道徳教育においては、小学校3年生で「過ちは素直に改め、正直に明るい心で元気よく生活する」ことを学ぶことになっています。

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