2007年12月の記事

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2007年12月28日

こども宇宙館

 こども宇宙観が27日で閉館になりました。青葉区錦丘に建設中の新天文台へ機能統合するということでの廃止です。

 仙台市内の子どもたちだけでなく、市外や県外の子どもたちにも利用されてきました。春や秋には、地下鉄泉中央駅周辺には野外活動と思われる小中学生の姿を数多く目にしてきました。

 昨年の5月、数日間にわたって、こども宇宙観の前で小中学生のグループにヒアリング調査を行いました。すべてのグループが県外から学習に来た子どもたちで、こども宇宙館を選んだ理由として、地下鉄沿線ということを一番目に上げていました。

 地下鉄南北線の利用推進に若干なりとも貢献した施設であり、泉区の数少ない観光資源でしたから、なくなるのはとても寂しいことです。

 平成20年4月にオープンする、子育て支援施設「のびすく泉中央」に大いに期待しましょう。

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     さびしくなるニャン

2007年12月27日

臨時会

 今日は、今年2回目の臨時会。今回は、原油価格の高騰に伴う緊急対策を審議するために開かれました。

 低所得世帯への冬季生活助成金の支給、民間福祉施設への冬季暖房用燃料費助成を対策の柱とする3億9千2百万円の補正予算を議決しました。
 
 冬季生活助成金について、対象世帯の拡大や金額の増額を求める質疑もありましたが、国の交付税措置の内容が明らかでない中 (灯油購入補助の場合、国と自治体で費用折半と報道されているが、実際の負担は違うよです) での緊急対策であることを考えれば、妥当な措置と言えるのではないでしょうか。

 今後、第二、第三の対策が求められるような、これ以上の石油製品の高騰が生じないことを願うのみです。

2007年12月14日

附帯意見

 駐輪場建設問題に揺れた12月議会(第4回定例会)が終わりました。

 国分町の放置自転車対策として元鍛冶町公園に地下駐輪場を建設するということで、2月議会(第1回定例会)で予算が議決されており、この12月議会に工事請負契約締結の議案が提出されました。

 これまでであれば、大した議論もなく通過した案件です。 ところが、今回は大きな議論が起こりました。約5億6千万円の工事を特定の業者と随意契約を結ぶことや、これまで議会に十分な説明を行ってこなかったこと、さらには事業のあり方まで問題視されました。

 議会内では、否決、継続審査、意見付き可決等、連日議論されましたが、結局は附帯意見を付しての可決となりました。附帯意見による可決はこれまでも数多くあったと思いますが、否決や継続審査がこれほど真剣に議論されたことがあったのでしょうか。

 議会側の認識と当局の認識にかなりの温度差がありました。また、契約制度については、私も何度か議会で取り上げてきた問題ですが、公正で、競争が確保されるシステムの確立が急務です。

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