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輝くバス停「一石四鳥」

 今週は、議会の公営企業委員会で猛暑の名古屋と大阪に視察に行ってきましたので、2回に分けて報告します。

 最近、名古屋市中心部では、おしゃれなバス停が次々に出来ています。

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 これは、名古屋市交通局と契約した民間事業者がバス停建設と維持管理を無償で行っているもので、200万円のバス停設置費や年間2万円の維持管理費は、バス停の広告収入で賄う仕組みになっています。

 事業の効果としては、次の4点が挙げられるとのこと。
 1 お客様の利便性・快適性の向上
 2 洗練されたデザインによる都市景観の向上
 3 夜間照明による防犯上の効果
 4 コスト縮減
 
 この「一石四鳥」の事業、正式には「バス停留所広告付き上屋整備事業」と言っているようですが、名古屋市交通局では、平成22年度までに300基のバス停を整備する予定とのことでした。

 課題もいろいろあるようですが、仙台市でも、是非実現させたいものです。
 

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