２１世紀型の夢のある新しい社会づくりが求められています。しかし、地域社会は、全体としてあまり元気がないのでは。
　活性化の鍵を担うのは、やはり地域に住み、生きる市民自身です。市民に元気がないとそのまち全体もまた活気が生まれません。

　まず、市民の元気を回復することが優先課題です。最近、仙台でも市民がまちづくりに積極的・意欲的に参加参画できる機会と場所が除々に多くなってきています。市民がもっともっと参加した、いわゆる｢市民協働｣のまちづくりが必要です。そのことが市民の生きがいを充実し、地域社会の活力を再生します。

　地域には夢を、人には目標を持ってもらえるようにし、そして企業に活力がみなぎることが大事です。とりわけ地域の中小企業は、若者に働くよろこびを伝えてくれます。地域社会の元気は、人の元気、企業の元気があってこそです。